NO.23 漏水箇所が特定できない時は・・・

今回は 
漏水修理の施工事例
を紹介します

修理方法としては


漏水箇所を特定して

そこを切り離し、

新しい配管で
つなぎ直す。

極めてシンプルな
方法をとります。

漏水修理は、

漏水箇所を探す作業
配管をつなぎ直す作業

に分かれます。

どちらもそれぞれいろいろな
パターンがありますが、

今回は漏水箇所が
わからない事例をご紹介します。

つまり
水が漏れていることは確実なのだけれど
どこで漏れているかわからない。

あるいは、
漏れているところはわかるけれど
その場所を修理しようとすると、

手間がかかりすぎる。
費用がかかりすぎる。

そういう事例です。

症状が現れたのは
3階建ての公営住宅。

2階の天井が時間をかけて濡れてきて、
最終的には雨漏りみたいに

ポタポタ水滴が落ちてくる
というところから始まりました。


天井から水滴が落ちてくる

3階建てで2階の天井ということは
3階の床が原因と考えられるので、

3階を見てみます。

3階の洗面化粧台

化粧台の下を開けていきます

明らかに濡れています

洗面化粧台の下が
特に排水管のところが濡れています。

排水管の下が濡れているということは
排水が下の階に漏れているのか

と考えられなくもないのですが、
2階の水滴の水はニオイがないので、

給水管からの漏れではないかと
仮説を立てました。

これだけではわからないので
さらに床を切り開いて原因を探ります。



切り開く面積を広げても
コンクリートの床は濡れています。

そこで部屋のすべての蛇口を閉めて
元栓を閉め、

水圧テストをすることにしました。

3分待って圧力が下がれば
給水が原因です。

ちなみに圧力をかける時間は
今回は3分にしましたが、配管に
負担をかけない程度で行います。

やってみたら下がりました。
ただ、給水が原因というだけで

どこで漏れているのかは
床を広げたり、コンクリートを 

はつったりしないと
わかりません。

実際お客様が住んでいらっしゃるので
いつまでも漏水箇所を探すわけにも
いきません。

見栄えは悪いのですが、
露出配管しようということになりました。

洗面所・浴室・トイレにつながるどこか
床下、コンクリートの中が漏水なので

その3箇所を新しく露出配管しました。
以下その写真です。







というわけで、
今回のテーマ。

漏水箇所が特定できない時は
露出配管でつなぎ直す。

というのが結論です。

漏水修理は結局のところ、
漏水箇所を探す所が大変なのです。

しかし漏水箇所がわかれば
対策が立ちます。

水を使っていないのに
水道メーターが回って、

水道料金がいつもの倍
かかった、という方はいませんか。

そのほか水道がどこか漏れているようだが
調べてほしいという方はいませんか。

そうであれば弊社にお電話ください。
ただし大分県佐伯市の方に限ります。

0972-42-0336
武生(たけお)まで。
(株)武生テック

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