「この電気工事は武生テックさんがされたんですよね。
事務所の照明がランプ切れで点かなくなったんですが、
ランプを変えても点かないんですよ。修理できますか?」
という問い合わせでした。
以前も問い合わせいただいたときは、ランプ交換のみで
終わりましたが、今回は安定器まで故障しているようです。
器具が悪いので、現状をよくするために器具を交換すれば、
とりあえずは元に戻ります。
ただ、このオフィスはダウンライトによる照明であり、
以前から暗いというお声を聞いておりましたので、
別の提案を行いました。
それは、
埋込のベースライトに変更するということです。
なぜかというと、オフィスは明るくなければ仕事が効率的で
なくなるからです。ダウンライトはいくら明るくても、
明るさが限定的になるのです。
確かにおしゃれ、確かに天井スッキリで雰囲気が良い。
しかし、ここは仕事をする場所です。
そしてなぜ、埋込の器具を提案したかというと、
直付け型の場合は天井から吊りボルトを降ろさなければ
器具の支持ができないからです。
天井材の下から天井裏に向かって
闇雲に吊りボルト用の穴を開けるわけにはいかないのです。
そこで思い切って、
天井を開口して天井内を見通した状態で吊りボルトを
設置すれば安全に施工ができるからです。
埋込器具にすることで、見た目もスッキリするので
今までの雰囲気も保たれるのではないでしょうか。
ただ、この提案は採用されませんでした。
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