NO.15 クリニック漏電改修を行いました


あるクリニックの漏電改修をしました。
九州電気保安協会の指摘により、

動力電源エアコンの絶縁が悪いということで調査と
改修(修理)の依頼でした。




ここで漏電改修と絶縁の意味がよくわからない方のために
説明します。

電気工事が終わったら、絶縁抵抗を調べます。
これは電気を流したときにその電気が外に漏れないように

絶縁されているか調べるものです。
電気が漏れると、人が触ると感電して危険だからです。

その目安が絶縁抵抗というものです。
これを測ることで電気が漏れているかどうかがわかるのです。

最初に絶縁抵抗を測ると
0.4MΩでした。(数字が大きい方がよい)

この場合、漏電ブレーカが落ちていないまでも
機器を触ると感電する危険性があります。

また雨が降ったり、何らかの条件で湿度が上がったりすると
漏電ブレーカが落ちる状態です。

そこでこのブレーカから機器を調べました。
室内機で天井裏です。




機器の周りが雨漏りでぬれた後があります。
電源部分のケーブルを見てこのあたりが原因となりそうです。

ケーブルを動かしてみます。

今回時間が中途半端だったので、
改修は次回となりました。

ただ、その後絶縁抵抗を測定すると
5MΩまで改善していました。

規定値以上でこれで使えるのですが、
電源ボックスを開けて

一旦電源と機器を切り離した方が
原因がはっきりするので、

それは次回やりたいと思います。

漏電の絶縁改修も承っております。

保安協会の方から絶縁が悪いと言われた。
漏電しているから修理してくださいと言われたなど

お困りごとありましたら、

あればお電話ください。


0972-42-0336
武生(たけお)まで。
(株)武生テック
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