NO.18 井戸配管の取替を行いました

今回は農業用水用ポンプの調子がおかしいから
見てほしいということでご依頼を受けました。

症状として
ポンプを起動するとブレーカが落ちるというものでした。

ポンプが動かないことには水が足りなくなったときに
田んぼに水がはれなくて困るからなんとかしてほしい
ということでした。


まずポンプの容量にしては
ブレーカの電流値が小さいので

ポンプの容量に合うブレーカにしました。
30A → 50A


そこで起動したところ
何か引っかかるような大きな音とともに

ポンプが動き始めましたが
止まります。

過負荷の警報が出ましたので、
配管とその先にあるフート弁が原因のようでした。

というわけで
ポンプから井戸までの吸い上げ配管の取替となりました。

まず、既設配管のつり上げ準備です。
ここが一番肝心なところ。


 落っことしたら
引き上げられないかもしれないからです。

慎重に引き上げていきます。






うわあ、かなり腐食している。
水が上がってこなかったのは、

腐食でフート弁の固着して
いたからなのではと思いました。


新しい配管を準備します。
既設配管は腐食が激しかったことから、

今回は防蝕テープを巻いておきます。
こうしておけば配管は長持ちします。









吊り下ろしていきます。




 セット完了です。



もう一つの不具合として
自動に切り替えたとき

井戸が低水位になっても
ポンプが空転防止で止まるように

なっていなければいけないのですが、
リレーが低水位でも働きませんでした。


なのでフロートレスリレーを
取り替えて正常に戻しました。
  

逆さになっているのはリレーの仕様変更のため
というわけで、
井戸配管の取替は完了しました。



単に井戸といっても
水のことだけでなく電気の知識も必要です。

弊社では井戸の工事も
承っております。

井戸のことで何かお困りごとがございましたら

0972-42-0336
武生(たけお)まで。
(株)武生テック
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