NO.19 自動通報装置の取替

右側扉についている箱が自動通報装置

今回は下水処理施設中継ポンプ槽の制御盤に
についている自動通報装置を取り替えました。

自動通報装置は読んで字のごとく
自動で警報を通報してくれる機械のことです。

この機械は今まで電話とファックスで
警報を通報していました。

電話とファックスということは
NTTの固定電話回線を利用していた
ということです。

この方式では維持費がかかりすぎるのが
課題でした。

そこでメール通報システムに
変更すれば維持費が下げられる

ということで取替となりました。

既設の自動通報装置

既設配線を取り外していきます

試験調整中です

完成


ここからは余談です。

なぜ自動通報装置が必要なのか
皆さんのお家の排水は下水道が通っている地域の場合、
下水処理場に最終的に流れていきます。

皆さんのお家と下水処理場が直接配管でつながっている
訳ではなく、中継ポンプ槽にいったん集められます。

ある一定件数のお家の配管が
この中継ポンプ槽に集められ、

中継ポンプ槽から下水処理場に
汚水を送っています。

今回はこの中継ポンプ槽についている
(正確にはその制御盤)

自動通報装置を取り替えました。

なぜこの装置が必要かというと、
ポンプ槽の異常をいち早く担当者に
知らせるために必要だからです。

中継ポンプ槽には汚水が集まってくる
場所でありご想像の通り
いろいろなものが流れてくるわけです。

汚水のみ流れてくるはずですが
流してはいけないものも流れて

来ることがあります。
そうなると中継ポンプ槽の

ポンプはそのようなもので
詰まって止まったりするのです。

ポンプが止まると
汚水が入ってくるばかりで

出て行かなくなる
(下水処理場に送られなくなる)ので

槽内に汚水がたまって
放っておくと最終的に皆さんの

お家まで行ってしまって
流れなくなる、あるいはあふれる

ということになってしまうのです。

そうならないために、
初期の段階から対応できるように

何かポンプに異常があった場合は
すぐ担当者に通報できるようにするのが

自動通報装置なのです。
(やっとつながった)

この辺のことを動画でも
お話ししています。


自動通報装置のこと
下水道のことで何かありましたら

お電話ください。

0972-42-0336
武生(たけお)まで。
(株)武生テック
ツイッター
YouTube

コメント