あるキャンプ場の浄化槽ブロワと制御盤の修理を行いました。
下水道地域でなければ浄化槽は必要です。
そして浄化槽がちゃんと機能するためには
点検が欠かせません。
浄化槽は点検が命です。
なぜかというと、
点検しなければ故障が発生し、
修理のために多くの費用がかかるからです。
経年劣化のために故障する場合もありますが、
点検ができていれば防ぐことができたという事例も
多くあります。
今回の修理はその事例です。
故障している箇所は下記の通りです。
1.リレーの接点が故障(制御電源を入れると煙が出る)
リレーから煙(音が出ます) |
2.フロートスイッチがうまく機能していない
満水でフロート向きが変わっているのに 放流ポンプが動かない |
左のブロワが動かない |
4.もう一台のブロワのベルトが切れかかっている
(すでに外れている)
(すでに外れている)
ベルトの状況 |
以上です。
上記の故障の修理方法として、
1.リレーの取替
リレーのベースが溶けている |
裏の鉄板も焦げている |
ベースも取替 |
完成 |
2.フロートの取替
機能していないフロート |
取り替えたフロート 放流ポンプが動いて適正水位に |
3.ブロワの取替
動かなかった左のブロワ |
新しく替えた左のブロワ |
4.ベルトの取替
を今回は行いました。
故障が複数あるのですが
原因は点検していなかったというところが
大きいです。
修理の依頼を受けて
施設の方に聞いたところ、
どこに頼んでいいかわからないのを
そのままにしていたということでした。
故障の順番としてはまず、
ブロワのフィルターの取替ができていないため、
ブロワの動きがおかしくなる。
換気扇も止まったままだったので、
粉塵がブロワ室にたまる。
制御盤内のリレーにも影響する。
ベルトが交換できず、
劣化してブロワが止まる。
といったところでしょうか。
点検ができていればこういうことは
起きなかったはず。
浄化槽点検できていますか?
弊社は浄化槽点検も行っております。
もし気になるようであれば
お電話ください。
0972-42-0336
武生(たけお)まで。
(株)武生テック
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