NO.34 真剣になると見えてくるもの


今回はコラムブログです。
愚痴ブログです。

弊社は下水処理場の管理をしています。
その仕事が3月で終わりました。

ここの管理の仕事がとれたときは
私はあまり乗り気では
ありませんでした。

なぜかというと、
やることがたくさん
あるからです。

私は浄化槽の点検の
仕事もしていますが、

下水処理場の管理は
浄化槽点検の比ではなく

点検する項目が多岐にわたるのです。

ただ浄化する方法が
通常の処理場とは違うやり方だったので
見ているうちに興味がわいてきました。

ここの処理方式は
オキシデーションディッチ法という
方法です。(覚えなくていいです)

通常の処理場は
最初の段階で汚水を

沈殿分離させる槽があるのですが、

それがなく、

いきなりドーナツ型の池に
入れて、流れるプールのように
流す方法です。

ぐるぐる流しながら、
時折、時間を決めてばっ気する
(空気を送り微生物を活性化させる)
のです。

水というのは、
有機物が存在するか、あるいはそれが
多いか少ないかで、汚れ具合が
決まってきます。

有機物が多いほど
水が汚れていると言えます。

有機物の量を
窒素やリンの量で量るのです。
(他にもありますが)

下水処理場ではそれらが数値として
測定されます。

なので、窒素やリン
(他にもあるのですが)の量を
小さくするための調整をしていきます。

ばっ気の時間を調整したり、
汚泥を取り出す量を調整します。
(これも他に調整する方法があります)

うまくいけば、数値が下がってきます。
ただ即効性はなく、調整を加えても

結果が出るのは数日あるいは
1週間以上後だったりします。

しかし、記録しながら頻繁に見ていると
ほんの少しずつですが、
数値が下がっていくのがわかるのです。

今、窒素やリンだけの話をしましたが、
他にも多くの指標があります。

だんだんわかってきて、
これらを組み合わせて、調整するのが
楽しくなってきました。

この仕事を専門にして
いろいろ試したら、
(それは無理な話なのですが)

楽しいだろうなと思い始めた頃、

役所の施設担当者が異動になり、
新しい人が担当になりました。

この人は全く畑違いのところからの
異動でまさに初心者でした。

「何もわからないので教えてください」

と言ったかどうかは
覚えていないのですが、

その行動を見る限り、
あまり興味がないようでした。

私は楽しくなりかけていた
頃だったので、

下水処理施設って
決して美しい場所ではないけれど、
奥が深いよーと
(この人は私よりは一回り若かった)

おぼえたてのここの施設の面白さを
話しました。

しかし全く響きません。

むしろここの施設担当になったことを
よく思っていないようでした。

この人こそ、この施設を熟知すれば
役所にとっての大事な人になれるのに、

と思って何度か
水がきれいになる仕組みとか
ここの施設のユニークなところとか

話しましたが変化なしでした。

それから数ヶ月過ぎた頃、

施設も機械が壊れたりして
機械の交換が必要な
事態が出てきました。

役所の担当者の出番です。
私はここを変えないと汚れた水が
そのまま出ることになるから、

早く交換するための
手続きをしてください

と彼に伝えました。

しかしなかなか動きません。
何度も役所に行ってみましたが
変化なしでした。

いろいろあって最終的に
機械は交換されましたが、
年度をまたいだあとでした。

彼は任期途中でしたが
異動になりました。

他の物件も抱えていて、
そこでもクレームがあったらしいです。

向いていなかった
というのが結論なのでしょう。

興味がわかないものをいくら伝えたって
しょうがないですよね。

でも私は、なんともったいない
と思ってしまいました。

ここで真剣になっていたら、
それこそ出世のチャンス。

ライフワークにすらなる。
役所にとってなくてならない
存在になれるのに。

ため息しか出ません。

嫌なものは嫌なのですから
仕方がありません。

真剣になっていたら
見えてくるものがあるのに。

今回も愚痴みたいになってしまいました。

水道工事や電気工事でお困り事ありましたら
お電話ください。

電話:0972-42-0336

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